WordPressでページ速度を最適化する方法。WordPress

Webページが最初の2秒以内に読み込まれないと、モバイルユーザーの55%がそのWebページを離脱してしまいます。

さらに、オンラインストアでは消費者の約70%がページ表示の速度が商品を購入するための意欲につながると報告しています。

また、ページ速度は直接的なランキング要因でもあります。

読み込み時間は検索エンジンの結果ページ(SERP)でのWebページの検索順位に影響します。

つまり、遅いWebサイトは訪問者、顧客、SERPランキングなど失うものがたくさんあるということです。

しかし、問題を解決することはそれほど難しくはありません。

1.画像の最適化

大きな画像ファイルは、Webサイトが遅くなる一般的な原因のひとつです。

それらは多くのスペースを占有し、サイズが大きいほど、Webサイトが読み込む情報が多くなります。

最初にできることのひとつは、”width”パラメーターを使用するのではなく、トリミングして画像のサイズを変更することです。

これは”width”パラメーターを使用すると、Webサイトは画像を正しいサイズに調整する前に画像全体を読み込んでしまうためです。

また、Webサイトにアップロードする前に画像を圧縮することも効果的です。

下記のような画像圧縮ツールをおすすめします。

また、Smushなどのプラグインを使用すると、画像をまとめて圧縮し、遅延読み込みを有効にすることができます。

これは、画像を多用するWebサイトで特に有効的です。

不要なプラグインをアンインストールする

不要なプラグインは必ず削除してください。

あらゆる種類のプラグインを使用するのは魅力的かもしれませんが、それらはWebサイトにかなりの負荷を加え、読み込み速度を遅くします。

さらに、これによりバックアップサイズが増加し、バックアップファイルの生成中にサーバーに不要な負荷がかかります。

プラグインが多ければ多いほど、プラグインの更新と保守が難しくなることは言うまでもありません。

2.CSS、JS、HTMLファイルを圧縮する

ファイル圧縮は、スクリプトファイルまたはWebページのコードとマークアップを削減します。

たとえば、コードを書くときに、読みやすくするために改行、コメント、または空白を追加することがあります。

問題は、ブラウザがコードを実行するためにこれらの要素を必要としないということです。

実際ファイルに不要なコードが追加され、最終的にWebサイトの読み込み速度が遅くなります。

圧縮の目的は、コード内の冗長な文字を排除して、パフォーマンスを向上させることです。

また、変数の名前を変更して、コードをさらに削減することもできます。

CSSMinifierなどのオンラインツールや、AutoptimizeなどのWordPressプラグインを使用して、コードを縮小できます。

コードを手動で圧縮することもできますが、大量のコードを扱うことになるため、どこかで間違いを犯す可能性があります。

この方法は、不要なコードを最後の最後まで絞り込む仕様になっているため、他のページ速度最適化方法と組み合わせると効果的です。

3.ホスティングプロバイダーの切り替え

ホスティングプロバイダーによってWebサイトのパフォーマンスが低下することがあります。

Webサイトが成長するにつれて、プロバイダーのサーバーからより多くのリソースが要求され、要件を満たすことができなくなる場合があります。

とはいえ、適切なホスティングプロバイダーの選択は、ニーズに合ったホスティングの種類によって異なります。

ホスティングには大きく分けて3つのタイプがあります。

共有ホスティング

共有ホスティングは最も安価なオプションであり、新しいWebサイトに適しています。

RAM、CPU、ディスク容量などのリソースを、同じサーバーでホストされている他のWebサイトと共有します。

主な欠点は、他のWebサイトからのトラフィックの急増が自身のサイトのパフォーマンスに直接影響する可能性があることです。

これは、サーバー内のすべてのサイトが同じリソースプールにアクセスできるためです。

VPS

VPSは、共有ホスティングプロバイダーと同じように機能します。

ただし、そのリソースの専用部分があります。したがって、他のWebサイトがパフォーマンスに影響を与えることはありません。

VPSプロバイダーは信頼性と価格のバランスをうまくとっています。

専用ホスティング

最後に、専用ホスティングは、大量のトラフィックを生成するWebサイトに最適なオプションです。

サーバーのリソースを他の誰とも共有する必要がありません。

したがって、常に最高のパフォーマンスを体験できます。

サイトの規模にもよりますが、日本ですとXサーバーが速度的にもコスト的にもおすすめです。

4.コンテンツ配信ネットワークを使用する

コンテンツ配信ネットワーク(CDN)は、世界中に散在するサーバーのネットワークです。

CDNを使用すると、Webサイトのファイルのコピーが接続されているすべてのサーバーに分散され、読み込み速度が大幅に向上します。

たとえば、あなたのWebサイトが米国でホストされていて、日本のユーザーがそこにアクセスしたい場合、ブラウザはメインサーバーから情報を取得するのではなく、ユーザーに最も近いサーバーから情報を取得します。

その結果、情報が地球の反対側に移動するまで待つ必要がなくなり、結果的にサイトのパフォーマンスが向上します。

さらに、サイトのファイルの複数のコピーをさまざまな場所に分散させることで、トラフィックの急増時にメインサーバーがユーザーリクエストで過負荷になることがなくなり、一貫したパフォーマンスが保証されます。

まとめ

Webサイトのパフォーマンスは常に最高の状態にあるべきです。

そうでないと、訪問者を失うリスクがあり、加えてSERPランキングも低下します。

自身でWebサイトを運営されている方は上記方法を活用することを是非検討してみてください。

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